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幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)

第5章 ニートの夜は長い


カ「俺を使ってくれ」

『…え?』

カ「俺が役に立つかは分からない。だが#NAME1#、お前のために少しでもなるのなら。喜んでこの身を捧げよう。仮に俺じゃなかったとしても、ほかの兄弟を危険に晒したくない」

『…いいの?利用しようとした私が言うのも変だけど、兄さんが傷付くのは私も苦しい。カラ松兄さんが思ってるほど、この世界は甘くない』

カ「いいんだ。初めての世界で右も左も分からない。が、お前が俺にマフィア界のいろはを教えてくれ」


静かに、ただ二人は見つめ合う。

冷たい風にさらされながら、強い眼差しで見つめるカラ松と切ない瞳で見つめ返す#NAME1#


『…いいわ、でも条件がある』

カ「なんだ?」

『まずは私のグループのルール。一つ、ボスに忠誠心を持つこと。二つ、仕事に私情は挟まない。三つ、命を捧げること。だが、決して捨てるような事はしない』

カ「わかった」

『それと、』

カ「?」

『…私のBuddyになって』

カ「俺でいいのか?」

『うん。…カラ松兄さんが、いい』

カ「フッ…そうか、わかった。Buddyになったからにはお前を全力で支えよう」


どこから取り出したのかサングラスを身につけ、いつもの決めポーズをしているときに、#NAME1#ぽそりと呟いた言葉が聞こえる


『Buddy、よりも…Couple…私のBoyfriendでもいいけど?』


その瞬間、サングラスがずり落ち間抜けな声が出る


カ「へ?」


#NAME1#の顔は寒さゆえなのか、否か。赤く染まっており、斜め下を見つめ、髪の毛をつまみ照れているように見える


カ「あー…#NAME1#?あのー、」

『さっきのっ!…Honeytrapだけが目的じゃなかったし…そ、そんなことはいいけどっ!どうなのっ?!』

カ「そ、そんなの決まってるじゃないか!!こちらこそよろしくお願いしますーーー!!!!!!」

『う、うるさいバカっ!』


うるさいと叫ぶ割には、満更でもない、と言うより嬉しそうな年相応の少女のキラキラと笑う笑顔が見えた

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