幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)
第5章 ニートの夜は長い
『うそうそ、いいよ。唾飛ばさないでね』
お「やほーい!#NAME1#さんさいこー」
「「「いただきま〜す」」」
…さて、これからどうするか
きっともう変なところで無駄に団結力のあるこいつらの事だ、もう私への不信感は抱いているだろう
『わー!おばさんのご飯すんごい久々に食べる〜』
玄関の方から、おばさんの沢山食べなさいね〜という声が聞こえる
松代「ちょっと出かけてくるから、ニート達、#NAME1#ちゃんのこと見ててあげてね」
チ「おっけー、行ってらっしゃい」
一「…あのさ、今日なんかあったの?」
チ「ああ、その事だけど、またこいつの馬鹿みてえな理屈で十四松がとばっちり食らったんだよ」
お「なんだよそれー!俺が全部悪ぃみてーじゃんかー!」
チ「いやそういうふうに言ってんだよ」
一「あーね、納得」
お「納得してんじゃねーよ!」
『十四松くん』
十「はっ!!な、なぁにー?」
…そんなにキョドらないでくれ
『ご飯粒、ついてるよ?』
くすくすと笑いながら彼の口元の米粒をとって、自分の口元へ運ぶ
十「あ、あ、あ、」
ト「ああああああ!十四松にいさーーーん!!!!!!」
『えっ?!えっ?!』
すると十四松くんは顔を真っ赤にしてぷしゅーという音を立てながらふらふらとし出す
やりすぎ?
カ「…」
わー、見てくる目つきがこわーい(棒)
なんとかカラ松兄さんを私の味方に引き入れたいんだけど、流石にさっきのはやりすぎたかな
でももうこれで分かった。カラ松兄さんは落ちた。
それにヤキモチ妬かれるのは嫌いじゃないしね
ト「…?#NAME1#?」
『えっ、うんなに?』
ト「いや、なんかニヤニヤしてたから」
『あっ、ああ、久々におばさんのご飯味わってたの』
まずい、そんなにぼーっとしてたかな
♪〜…♪〜…
着信音とバイブレーションが鳴っているスマホの画面を見ると、そこには今かけてくんなよという相手からの電話だった
『…』
チ「?、電話出ないの?」
『…ごめんちょっと出てくる』