幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)
第5章 ニートの夜は長い
カ「…で。なんでくっついているんだ?カラ松girl」
『なんかね、カラ松兄さんいい匂いするの。懐かしーい』
チ「お前らにはもうついていけない気がする」
カ「えっチョロ松待って」
チ「僕、ニャーちゃんの握手会あるから…並んでくるね…」
カ「えっ、ちょまっ、」
バタム。
二人にしないで〜……
『兄さーん、カラ松兄さ〜ん』
スリスリと猫のように擦り寄り抱き着いて甘えるような声を出す#NAME1#。
ぶっちゃけ言わせてもらうと死ぬほど可愛い、oh…なんてGuild Lady…
確かに子供の頃からいつもパワフルで明るくツンケンしていて少々乱暴な言葉使いな#NAME1#だが、俺には可愛くて甘えん坊な面を見せていた#NAME1#。
高校生にもなって、それが抜けてないとなるとものすごく困る。超絶可愛いのだ。
カ「あ〜…#NAME1#?」
『ん?なぁに?カラ松兄さんっ』
眩しい
venusの微笑みが辛いぞ…
カ「少々、近すぎやしないか…?」
『…そうかなぁ?』
カ「なんだ〜?なにかおねだりでもするつもりか?うん〜?」
『ふふ』
…?
『…カラ松』
カ「えっちょ、…!!!!」
俺の名を耳元で囁く。
普段の#NAME1#からは考えられない声とそれにゾクゾクしているとゆっくりと立ち上がる#NAME1#
そして、身につけていたパーカーに手をかけ…
って、
カ「おおおどどどどどど#NAME1#!!!なななななななにを!」
『…へへっ、なーんてねっ』
いたずら成功とでも言うように無邪気に笑う#NAME1#
…流石に今回は見過ごせない
カ「…#NAME1#!!」
『っ!!…そんなに怒らなくてもいいじゃない』
俺が彼女を叱ると、#NAME1#は肩を揺らして、目を潤ませた
君のことが好きな俺の身にもなってくれ、
そう言えないのが辛い。