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ここは私の部屋です【HUNTER×HUNTER】

第53章 奇妙なヒトコマ








いくら呪いの人形の様な風貌をしていても彼は彼だ
力仕事を終えて帰宅し空腹を訴える彼を無視して夕飯も与えない……なんて事は出来ず

出前を取る事にした

私は決して彼を見ること無くスピーディーに注文を済ませて風呂に入った

暖かい湯船に浸かってもバクバクと高鳴る心臓は収まらず部屋に戻るという当たり前の事すら恐怖を感じる

しかし、何時までもそうしては居られない………
風呂場を後にして寝間着に身を包んで尚躊躇していた私だったが


「………出るか……」

漸く決心を固めたその時





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