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【DC】きぼうのはな【長編&短編】

第10章 〜零との日常〜※R18



零「はあっ、真恋音っ、真恋音っ。」

『零さっ、れいっ...。』

まだ出ている精液を子宮の中に受け止めて、出し終わった後に、零さんは自分のものを抜いた。

トロっとナカから何かが溢れているような気がして、私は零さんに聞いた。

『スキン着けなかったの?』

零「あぁ、中に出したかったから。いいだろ?もう夫婦なんだから、子供も欲しいしな。」

『はいっ、うわぁっ!』

いきなり零さんに押し倒されて、またするのかなと思った。

零「子供に嫉妬しそうだ。」

『へっ?』

またされるのかと思っていた私は素っ頓狂な声を上げた。

零「俺も真恋音のお腹から産まれたかったな。」

『あははっ、そうしたら、結婚できないじゃないですか。』

それもそうかと言いつつ、まだ妊娠してもいないのに、お腹を撫でて、

零「産まれてきたら、お母さんのお腹の中どんな景色だったか、教えてくれよー。」

なんて、警察官とは思えない程阿呆らしい事を言っていた。

後処理を終えた私達は、色んな液でベトベトになったシーツを変えて、抱きしめながら眠りについた。

この日、零さんと初めて愛し合った日に、私のお腹の中に新しい命が宿った事を、私と零さんが知ることになるのはまだ先のお話し。

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