第6章 〜本当の正体〜※R18
寸止めでイかせてもらえなかったために、すごい快感が迫ってきて、私は絶頂した。
透「イけました?イキ顔も可愛いです。」
『そんなことっ///』
透「さぁ、僕のもの限界ですので、入れますよ?」
『待って、イッたばっかり、んあっ///』
グチュヌプッ、ズブッ
『んっんぁっ...んっ///』
一気に全部入れて、奥を突かれる。
パンッパンッ────
グチャッヌプッ────
肌がぶつかり合う音、透さんのものでかき混ぜられる、私の愛液と透さんの先走り液。どちらのものか、わからなくなるくらい混ざり合う。
『んあっ、もうっ、一緒に、イこっ?///』
透「ええ、一緒に。中に出しても良いですか?」
『んっんあっ///』
私は喘ぎながら、首を縦に振った。
パンッパンッパンッ────
グチョッヌプッズプッ────
『んああっん、んあっぁん///』
透「出すよっぅっ...。」
ドピュッビュルッ────
暖かいって分かるこの感じが好き。中に出された事しか無いけれど、妊娠する可能性も完全にゼロではないのに。ピルを飲んでいるから安心できる。
『愛してます。とおるさん。』
透「僕も本当に愛していますよ。」
その後に寝かせない宣言をした、透さんに何度も抱かれた。愛してるって何度も確かめ合って、それでも足りないくらいだった。
『透さん、苦しいです。』
私は行為が終わった後に透さんに強く抱きしめられていた。
透「何度抱いても、愛を伝えられたか不安なんです。」
『はい?ちゃんと伝わってますよ?透さん?』
透さんは悲しそうな顔をしていた。
『透さん?』
透「小さい頃から誰かの温もりが人恋しくて、両親からも愛されていない気がして、真恋音さんは、愛されていました?」
『私は...。』
実は私には両親がいない。既に亡くなっているのか、未だに生きているのか、それすらも分からない。
透「私は...?」
『私、両親が居ないんです。その、兄弟も。』
透「え...?」
『亡くなっているのか、死んでるのかすらも分からなくて、戸籍を見ても、母の名も父の名も不明なんです。』
透「今までどうやって生きてきたんですか?」