第4章 〜気になる関係〜※R18
透「うっ、だめだ、出るっ!」
ビュルルッドピュドピュ────
最後に正常位で愛し合い、満足した安室は、とおる、とうわ言のように何回も呼ぶ真恋音から、ローターを外し、自分のものを抜き、お尻の方まで垂れている精液をティッシュで拭い、自分の物も拭き、真恋音を抱きしめながら眠りについた。
ジリリリリリリ────。
私は目覚ましを止めようとして起きようとした。
ズキンッ────。
『いったぁ。立てないっ。』
透「おはようございます。」
『透さん、おはようございます。ってわぁ!』
私は慌てて毛布の中に包まる。
『見ましたか?』
透「ええ、昨日たっぷりとね。その様子じゃ、今日1日動けないでしょう?僕がお世話しますよ。流石に昨日のようなことはしませんから大丈夫です。」
『それはっ!その、そ、それより大尉は大丈夫ですかね。』
透「ああ、それなら、猫が出入り出来るくらいのスペースで庭に出れる様にしておいたので、トイレ等は問題無いと思いますよ。それより真恋音さん、朝ご飯何食べたいですか?」
透さんが作ってくれるのかと思い、飛び上がって、
『ハムサンドが食べたいです!』
と、私は言った。
幸せな朝。昨日の夜愛し合い、朝起きたら好きな人が隣に居て、朝ご飯を作ってくれる。
『ふふっ、幸せだ〜。』
透「僕もそう思いますよ。幸せだって。一緒に住みたいなぁって。」
『一緒に住むのはあれですね、私、毎日外に出られないかも。』
透「そんな毎日、あんなに激しくは求めませんよ。」
『そうされると困りますよ。』
透「え、あんなにいやいや言いながらよがってたクセに、よく言いますよ。」
『もう!それは忘れて下さい!』
昨日の事を思い出し、ぽっと顔を赤らめる。最後の方はあまり覚えていないけど、こんなになるまで求められるのは嬉しい。と心の底から思えた。咲璃愛も、沖矢さんと一緒になったのかな。昨日の夜のこと咲璃愛には恥ずかしくて言えないな。
キッチンに行くと、大尉がトコトコとやってきた。
大「にゃ〜おん。」
『透さん!大尉にもご飯上げといて下さい、私は寝室からここまで歩くのが精一杯ですので!』
透「了解、ご飯出来るまで待っててください。」