第9章 再会
~レイラside~
………はぁ。まさか、ライ達がジャーファルを襲いに行っているなんて…………やっぱり止めるべきだったなぁ……。
歩きながら思い悩んでいると
ライ「姫様……………すみません。」
と、ライがショボンとしながら、詫びてくる。
ライ「大丈夫だって。ライ。気にしないで。」
他の4人も、直接手を下していないとはいえ、罪悪感があるようだった。
はぁ……まぁ、アラジン君達に会ったら、少しは元気になってくれるかな……?
ノア「ところで、姫様………どこへ向かってるんですか?」
ノアが怪訝そうな顔で聞いてくる。
レ「まぁまぁ、もうちょっと待って。」
私の答えに、皆は不思議そうにする。
気が合ってくれれば良いけど………。