第8章 10年後
「王様、お客人です。」
「ん?誰だ?」
「お久しぶりです。シンドバッド王。」
「あぁ!レイラ姫、お久しぶりですね。そう言えば、今日でしたね。国王様はお元気ですか?」
「はい。ですが、今日はどうしても都合がつかず………私が代理で来ました。すみません。」
「いえいえ!かまいませんよ。それで、ご用件は………」
「あ、外交の事なのですが…………」
ーーー
「ありがとうございました。お時間取ってすみません。何分、勉強不足なもので………。」
「いえ。大丈夫ですよ!ところで、レイラ姫………そちらの五人は誰ですか?」