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キミのとなり

第6章  6


あまりの衝撃に、私はしりもちをついてしまった。


「大丈夫!?」

その人が駆け寄ってきて、そう言いながら手を差し出してくれた。

「大丈夫です。ありがとうございます。」

と言いながら、その人の手を借りて立ち上がった。

「ごめんね。俺、気づかなくて…」

すごく申し訳なさそうに言ってきたので

「こちらこそ、不注意ですみません。」

と言いながら、顔を上げた。
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