Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】
第10章 シュライヤ
「そうですね。じゃぁ荷物をこっちに持ってこようかな」
ナツは彼の手を取ると、そう話した。
「え、まじで?いいのか?」
ナツの言葉に再度確認をしてくるシュライヤ。
それに彼女は何度も頷く。
そして嬉しそうにシュライヤはナツを抱きしめた。
「必ず、幸せにするからな!」
そう宣言してくるシュライヤに、言われなくても彼ならきっとそうしてくるとナツは分かっていた。
ナツも同じくシュライヤを幸せにすると誓うと、同じように彼を抱きしめ返した。
付き合って2か月。
驚異的な速さで、二人は結ばれることになった。
因みに昨日シュライヤが避妊しなかったのは、まぁつまりそれを狙っていたのもあったのだが。
そんな彼の腹黒い一面は、まだ彼女は知らない。
まぁ知らなくても、二人で作る家庭は、きっと幸せなものだろう。
そしてその後、改めて派手にプロポーズされて驚いたのは、また別の話である。
事後の後のあれはプロポーズにカウントしてなかったのかと、ナツは少し驚いていた。
ちゃんとした場所で、指輪を用意して改めてされたプロポーズ。
そんな彼らしい一面に、彼女は幸せそうに笑っていた。
END
→あとがき