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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第9章 ペンギン



落ち着け。
焦るな。
特に今夜は。


ナツの吐息を聞きながら下着に手をかけると、白い乳房が現れる。

目に映る光景に、ペンギンは思わず息を呑んだ。


優しく抱きたい。
さっきは誰かさんのせいで一瞬危なかったが、今日は初めてナツと交わる日。

ナツには思う存分俺を感じてもらいたい。
俺だけを見て欲しい。


「んぁ…あっ…!」


舌を這わせゆっくりと愛撫をすると、途端にあがる甘い声。

手でも愛撫を加えながら既に勃ち上がっている薄紅色の突起を口に含むと、彼女から艶めいた喘ぎが漏れた。

ちらりと彼女に目を向けると、潤んだ瞳と目が合った。




おいおい、マジかよ。




彼女の痴態に、急速に熱が集まってくる下半身。

薄紅色の頬も、濡れた唇も、その瞳も、全てが厭らしく映る。

始まってまだ間もないというのに、これはどうなんだとペンギンは頭を悩ませた。


今まで抱いてきた女の中に、ここまで興奮した奴はいない。

寧ろどんなセックスでも、余裕を保ちつつ相手を翻弄するのが何時もの流れだ。

それが今、主導権は握っているものの、早くも余裕をなくそうとしている。

ついさっき、優しく抱きたいと考えていたにも関わらずだ。



まぁ、それもこれも、ナツが相手だから仕方ないってことで。



彼女が隠し持っていた色気がヤバいのか、最初からナツに溺れていた自分がヤバいのか。

どっちにしろやべぇことには変わりない。


ペンギンはどこか諦めたような笑い声を漏らすと、その尖りに軽く歯を立ててやった。

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