Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】
第8章 ロー
ぐちゃりと卑猥な音が下股から聞こえてくる。
ナツの心とは関係なしに、彼に反応してしまうこの身体。
心が追い付かないこの状況で、ナツは身体を震わせながら、与えられる快楽に必死に耐えていた。
「…目ぇ開けろ」
ナツが頑なに瞳を閉じていると、舌打ちと共にそんな言葉が振ってきた。
そして仕置きとばかりに更に深く秘部を抉られる。
ナツは身体をビクつかせると、言われるがままにそっと瞳を開いた。
「……おれだけ見てろと言っただろ」
ナツの瞳に映る、恐ろしく整った顔。
端正な顔で卑しく笑うその表情は、とてつもない色気を纏っていた。
ゾクリとしたものが、背中を駆け上がる。
「あっ…んぁ…っふ…!」
ぐちゃぐちゃと蜜壺をかき混ぜられながらも、彼から瞳が離せない。
まるで魂を持っていかれるように、ナツの心と瞳は惹きつけられたままだった。
ローは従順に己に従う彼女の様子に笑みを深め口づけを落とすと、指を引き抜いた。
彼女の両脇に手を差し込み持ち上げ、体勢の上下を入れ替える。
ジャラリと、彼女の足に繋がれた鎖の音が鳴り響いた。
「…え?」
突然ローの上に載せられ、茫然とするナツ。
彼女の下股には、何時の間にか取り出されていた、赤黒い怒張がピタリと添えられていた。
「自分で入れろ」
茫然としていた所で告げられたその言葉に、ナツは目を見張った。
目の前には、酷薄な笑みを刻んだローがこちらを見ている。
彼の瞳が、声が、言葉が、ナツを支配する。
「…っふ」
どうせここからは逃げられない。
ナツは唇を噛みしめると、恐る恐る熱く脈打つそれに手を添えて、腰を浮かせた。