• テキストサイズ

【HQ】まいすくーるらいふ

第6章 練習試合〜vs烏野〜


第3セットが始まる頃に病院から帰ってきた徹が最後ピンチサーバーで入ったけど、結果は1-2で負け。


『烏野強かったね』

岩「そうだな。影山だけじゃなかったな」

松「あの坊主のスパイク強烈だったわ」

花「主将のレシーブも安定してたし。…てか、及川は?」

貴大の言葉に辺りを見回すも、見当たらない。


岩「ユキ、見てきてくれ」

たぶん校門で烏野に絡んでる。と言ったはじめに頷いて校門に向かう。





うん、居た。さすがはじめ。


及「俺はこのクソ可愛い後輩を、公式戦で同じセッターとして正々堂々叩き潰したいんだからサ」


『じゃあ逆に叩き潰されないようにミーティングしますよー』

烏野の人たちの後ろから声をかければ、徹はもちろん烏野の人たちもびっくりしてる。


及「あっユキちゃん!迎えに来てくれたの?」

『はじめが怒ってるよ』

及「げっ」


顔を顰めた徹は、

及「大会までもう時間はない。どうするのか楽しみにしてるよ」

烏野に告げてから、私の肩を組んで体育館に向かう。

…と、その前に。

『すみません、こんな主将で。…IH予選では負けませんから』

頭を下げた後、ニッと挑戦的に笑って、徹に軽く腹パンをする。


そして、急な衝撃にお腹を押さえてうずくまる徹を置いて体育館に向かう。

/ 62ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp