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【イケメン戦国】短編集✲*゚
第13章 【豊臣秀吉】一度限りの奇跡
秀吉様が先に立ち上がり、手を差し伸べてくれる。
名前を呼んでくれた。
命令ではなく、どうするのかと、私に尋ねてくれている。
手を出してみると、自分のそれより一回り大きく、優しい手に絡め取られ。
奇跡はまだ続くのかと、驚きと喜びでこみ上げてくる笑いを何とか抑える。
…そんなの、答えなんて一つしかない!
「はいっ、承知致しました!」
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