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【イケメン戦国】短編集✲*゚

第11章 【徳川家康】落ちると下りるは速度の違い(裏)







「…家康様の事、家康様の中にいる、私の事…
もっと深い所で、知りたくなりました。


…好きですから」





たくみの口元から、ちらり、と紅い舌が覗く。
今までの嬉しげな、幼子のような笑みとはまるで違う――蠱惑的な女のそれに、血が沸き立つ様な感覚が身を襲う。





「言ったね。幾らでも教えてあげる…

もう、離してやらないから」










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