• テキストサイズ

3Z

第11章 11



そっか…

俺は朱音のことがいつの間にか好きになっていたんだな

『それにしても、葉って日本語弱いの?伝わったけど、メチャクチャだったよ?』

「…うっせェ」

もう一度抱き締めた腕に力を入れる

今度は自分の意思で

そしてゆっくり離す

目が合った瞬間、自分が行った行為がとてつもなく恥ずかしくなり、顔がみるみる赤くなっていくのが自分でも分かった

『あはっ、葉顔真っ赤だよ?』

「…うっせェ…あと、あの時一人にしてごめん」

『気にしないで!いざとなったら、あたしでもあんな奴ら追い払えるんだから!』

そしていつもの空気が流れる

『ありがと、葉』

「…おぅ」

朱音

お前のことは俺が護ってやるからな
/ 228ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp