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第10章 10



前の学校のアイツが言っていた

自分の立場や居場所が危うくなっても一緒にいたいと思うのは、相手のことを好きな証拠だ、と

…そうなのか?

『葉、どうかな?』

「…似合ってるよ」

『本当?』

「あぁ」

『じゃあコレにしよっ!』

その後店員と会話をする朱音

ふと店内の鏡を見て気付く

…何ニヤけてんの俺!?

ここでまた例のアイツが言っていたことを思い出す

その相手のことを見たり思い出したりして嬉しくなったり愛しくなったり、ニヤついたりするとき、それは恋だ、と

…やべ、今までアイツが言っていたこと3つも当てはまってるんだけど

『お待たせ!』

…俺はこいつが好きなのか?
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