第10章 10
朱音side
今日は休日
特に用といったものは無かった
神楽も今日は家族水入らずで紅葉を見に行ってるらしいし、妙ちゃんと九ちゃんは家の道場の手伝いがあるらしい
…暇だなぁ
そう思っているとインターフォンが鳴った
扉を開けるとそこには葉がいた
「よっ!」
『葉!どうしたの?上がって!』
葉を部屋に案内する
「いやー、どうしても暇でよ。トシも総悟も部活だしよ」
『あたしも暇だったんだ!何か食べる?丁度昼だし』
「あー、悪いな」
『今さら遠慮なんかいらないよ』
あたしは料理に取りかかった
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