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第6章 6
銀八side
葉から朱音の話を聞いた
葉が言ってたことは朱音のお袋さんが三年前に他界したこと
理由は分からない
だが、葉も言ってたが、これがあの表情と関係あるとは思えなかった
朱音をベッドに寝かす
しばらく様子を見てると急に泣きそうな顔へと変わった
『お父さん…お母さ…』
どんな夢を見ているのか
朱音の目から涙は流れることはなく、代わりにあの表情が表れる
『…大丈夫…』
朱音…
何がそんな顔させるんだよ…
目が覚めるまで俺たちは待った
→
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