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第28章 28
『な、なんだ晋助か。起きてたんだ…』
「…何で今日俺を無視したんだよ」
そうだ
今日こいつは俺を見ようとはしなかった
『別に無視したわけじゃないよ!晋助だって話しかけてこなかったから…』
…まあ確かにそうか
「…フン。それは別として何があったんだ」
『…何もないよ』
こいつは俺に隠し事が通せるとでも思っているのか
「…ちょっと来い」
『わっ!ちょ、洗いもの終わってない!』
「後でいいだろ」
嫌がる朱音を無理矢理公園に連れて来た
奴らがいる空間では聞かせたくないから
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