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第27章 27
「俺さ、銀八に言われたんだ。自分の道を歩けって。だから考えた。おれが歩みたい道は、朱音を護る道。だから…」
葉の顔は月明かりに照らされて、キラキラと輝いていた
「朱音は俺が護る」
葉の言った言葉の意味が分からなかった
あたしを護る?
それは分かる
でも
どういう意味…?
「そんなに考えるな。俺は俺の好きなようにやるだけだ。ちゃんとした言葉はまた今度言う。ほら、行くぞ」
あたしはまともに葉の顔が見れなかったため、黙って頷いた
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