第26章 26
葉side
昨日の夜から朱音の様子がおかしい
正しく言えば、昨日トシと出掛けて帰って来てから
今日だっておかしい
俺は朱音と仲がいい神楽に聞いてみることにした
「あ、神楽…」
「!ななななな何アルか!?わ、わわわ私用事があったネ!」
「あ、オイ!」
…俺何かしたっけ?
逃げるように出て行った神楽を見て思った
「あ、総悟…」
近くにいた総悟に話しかける
「見事に嫌われちまいましたねィ。…ザマーミロ」
…俺何かしたっけ!?
すると後ろを高杉が通りかかる
「あ、高杉!」
聞こえているはずなのにスタスタと通り過ぎていく高杉
俺何かしたっけェェェ!?
あ、高杉は元からか
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