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第24章 24



朱音side

葉が病室へ入ってから約30分が経過しようとしている

今ではもう笑い声まで聞こえてくる始末だ

『仲直り、出来たんだ…』

おめでとう、と心の中で葉に伝える

あたしには出来なかったことを葉は簡単にやってのけた

やっぱりすごいよ

それにしても

まさか病院に二日連続で来るとは

あたしは病院が嫌い

お母さんが死んだ場所

どうしても思い出してしまう

暗い思考に入り込みそうになった時に、ちょうど葉が出てきた

その顔には清々しさも出ていた

『何か食べて帰ろっか!』

「あぁ!」

そしてあたしたちは葉の友達のことについて話なから帰ったのだった
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