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第23章 23



高杉side

病院の中に入ると朱音はキョロキョロしながら着いてきた

病院にあまり来たことがねェのか

それとも何かを探してるのか、怯えてるのか

けど今の俺にとっては気にすることじゃない

朱音とあの人を会わせる

…クソ

本当は俺の方が緊張している

互いに気に入ってくれるのか

馴れた様子で病棟を歩き、一つの部屋の前で立ち止まる

『ぶっ!』

いきなり止まったモンだから朱音がぶつかってきた

『いきなり止まらないでよ!』

気にせず扉を開けた

『オイ』

…相変わらずうるさい女だ



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