第22章 22
いきなり名前を呼ばれて少しびっくりした
『何?』
晋助は暫く真っ直ぐにあたしを見てきて、口をゆっくり開いた
「今日放課後開けとけ。会わせたい人がいる」
『えっ?うん!』
特に用事もなく、誘いを受けた
そして体育館に入り、ハタ校長の長すぎる話を聞き、今日の学校は終わった
「朱音」
帰り支度をしていると銀八先生に呼ばれる
「今日、暇か?」
今日はさっき晋助と約束した
そのことを伝えると、少し考えて明後日の予定を聞いてきた
明後日も予定はなく、二つ返事で承諾した
先生と別れ、神楽の元に向かおうとしたら今度はトシに呼ばれた
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