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第2章 2




「ねえ、朱音ちゃんは恋人はいるの?」

『ぶほっ!…へっ!?』

あたしは食べていたご飯を少し噴き出す

「汚いぞ、朱音。それにそんなに驚くことは無いだろう」

「朱音は可愛いアル!いないはずがないネ!私は葉が怪しと思うアル!」

「そうよね!わざわざこんな時期に一緒に転校してくるなんて」

「一緒に住んでるのか?」

『ちょ、ちょっと待って!付き合ってないから!むしろ昨日初めて会ったんだって!』

あたしは親の仕事のことから宮崎くんとの親同士の関係を説明した

「するってぇと何ですかィ、本当に何も無かったんだねィ」

「だから何度も言ってんだろ?そんなんじゃねぇよ」

頭の上から声がしたかと思うと宮崎くんとクラスメイトであろう人達がいた


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