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【ハイキュー!!】Assorted Box 短編集

第5章 愚問 (影山 飛雄)


って、だからここ校門で…恥ずかし過ぎるよ。

「和奏、誕生日…忘れてて本当にごめん。俺、付き合ったりとかも初めてだし、彼氏としてお前を失望させる事もあるかもしれない。でも…俺にはお前が必要だから。」

飛雄の温かい体温と声に包まれる。

なんだか、もう人目なんて気にならなくなってて…私、今一番幸せかもしれない。

「飛雄…私こそ、変な事聞いちゃってごめんね。私、バレーボールしてる飛雄が好きだよ。誰よりも応援してる。」

背中に回された腕にギュっと力がこもるのがわかる。

「和奏、1日遅れたけど…お誕生日おめでとう。」

end.

「ってか、また和奏にフラれちゃったよー。絶対に飛雄なんかより及川さんの方がいい男なのにねぇ。」

「お前のその自信…本当に殴りたくなるな。」

「岩ちゃんは何でも暴力で解決しようとするから、女の子にモテないんだよー。ってか、和奏とのケーキデートがぁ…。岩ちゃん、一緒にケーキ食べに行かない?」

「は?男二人でケーキとか、行くわけないだろ!…ラーメンなら付き合ってやる。」

「岩ちゃ〜ん。」

「離れろ!抱き付いてんじゃねぇよ!クソ川。」

今度こそend.
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