第2章 朝の時間(午前)
一時間目(算数)
~ほのか目線~
朝から算数とか、まじだる~
成績落ちるのは避けたいからがんばろーう↓
ふぁー
眠くなってきた
そういうときは素数を数えるのよほのか
自分に言い聞かせてから
1.3.5.7.13.17.あー
素数数えても眠い
そうだ!寝よう!
成績なんて宿題やれば大丈夫!
o(__*)Zzz
「せんせーい!ほのかさんが寝ようとしてまーす!」
えっ!誰よ!そんなこと言ったの!
私は寝ようとなんかしていない!
そう!仮眠をしているのよ!
あれ?でも仮眠と寝るのとおんなじなんじゃ?
「教えてくれてありがとう穏気さん」
えっ!チクったの晶だったの?!
晶に言われては仕方がない
起きて算数しよう
( -。-) =3はぁーだるい~
~晶目線~
早弁しながら(一時間目から)
授業を受ける
早弁がばれないように
教科書をたてて
その影でお弁当を食べる
一時間目はこれで足りるな~
食べ終わって片付ける
そのときふと
目の前にいるほのかが寝ようとしてた
「せんせーい!ほのかさんが寝ようとしてまーす!」
すかさずチクる
ほのかは成績落ちちゃダメでしょ?
ほら起きて!
そう以心伝心で伝えると
わかったのだろう
前を向き授業をとゃんと受けていた
まだだるそうだったけど~
そういえばクラスで一番のモテる男子がほのかの事を見ていた気がする
なんでだろう
男子がほのかの事を見ていただけなのに
胸が痛い