• テキストサイズ

世界は不完全、だから美しい。

第11章 番外編 〜セントラルのみんなとお花見〜


「わぁ、ロイ見て!!」

が桜の木の下を走り回る


「転ぶなよ?」

ロイがポケットに手を入れながら土手を降りてくる


「ふふ、分かってる。ねぇ、ロイ…みて」

は桜の木を見上げる

つられてロイも見上げる…


「ねぇ…あと何回…2人で桜を見れるのかな…あと…何回…ロイと…」

「…」


「ねぇ、私不安だよ…ロイは最近エドと危ないことしてるでしょ?私…私っ」

泣きだしそうなをロイは優しく抱きしめる

「あと何回と言ったな…死ぬまで、だ…俺はを置いて死んだりなんかしない。」

ロイの優しい声はの耳に優しく溶けてゆく…






桜が風に舞う




ひらひら…ひらひらと…











抱きしめ合う2人を包んで…
/ 56ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp