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世界は不完全、だから美しい。

第5章 疑心


女性が目をつぶる




「てめぇ。なめてんのか!?」



今すぐにも殴りかかりそうだ



あぁ、女性を投げ捨てて私に向かってくる






馬鹿だな





私は「パン」と手を合わせた所謂合掌だ




イメージは深く絡みつく木の根


人の体温で発熱するような…



「なんだ?死ぬ前にカミサマにお願いか?」


『あぁ、しといた方がいいんじゃないか?殺さないでくれってな』

にやりと笑い木の根を錬成する



「う、うわあああああ」


男は焦っていた


「お、おまえ!錬金術師だったのか!?」


そんな話してる暇もなく木の根はどんどんと発熱する
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