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『3人の姫と3人の天邪鬼✱戦国夫婦Ver.♡』

第3章 大切な二つの贈り物~二つで一つ~


3日後―
家康は例のお店に行き、自分が思い描いていた以上のものを描いてくれていた事に感心し、そのまま注文し、お金を払うと市を一人で歩いた。

(歌恋にもう一つ位何か贈りたいけど、子ども達のも見ておかないとだし。)


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それは昨日の夜の事。

「ねぇ家康。」
家康「何?」
「今年桜花のクリスマスプレゼント何にしようか・・・。」
家康「そうだね・・・」


駿はもうすぐ9歳。信長の計らいで10歳になる歳に十歳(ととせ)のお祝いをする事になり、早生まれの駿は9歳の年から10歳になるまでの一年間お披露目でありとあらゆる所に行くため、晴れ着を贈ることは決めていた。

娘の桜花は去年七五三があり、着物は新調していた。

「こないだね、秀吉さんの所に赤ちゃん産まれたでしょ?その時に桜花がね・・・」
家康「っ・・・。本当に言ったの?」
「うん。びっくりしちゃった・・・。」
家康「そのお願い、叶えて挙げられなくもないけど・・・?歌恋が嫌じゃなければね。」
「その・・・私もね・・・、そろそろね・・・えっと・・・//」
家康「何?」
「その・・・もう一人位欲しいなって・・・思ってるよ?・・・///」
恥ずかしながらも上目遣いで、少し頬を赤らめて家康を見つめ・・・

家康「そんなこと言ったらどうなっても知らないよ。」
「えっ?わぁ!?」
「煽った歌恋が悪い。」


歌恋を横抱きにし、そのまま褥へと向いたっぷりと甘やかした。

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