第9章 あとがき
三人は読み始めると…
「まさか…あの事はこういうことだったのね?!」
「ウソでしょ??すごい偶然が重なりすぎる!!」
「こうやって繋がっているなんて…」
「「「これこそ、奇跡!!」」」
苺まるけはプレゼントの繋り、写真の行き先、裏に綴ったメッセージに気づいた。
「ってか!二人の姫ちゃん、勝手に出演させてしまって、本当にごめんなさいーっ!」
出演オファーもしないまま、大事な役割を二人の作品内の姫達に、お願いしていた事を詫びる。
「全然いーよ!」
「お店の名前から、薄々ね!」
「うっ……二人とも優しい」
ちぃーたんからティッシュを受け取り、chocola☆彡からハンカチを貰い、苺まるけは二人の優しさに心から感謝をする。
佐助はコホンと一つ咳払いをして……
「盛り上がっているところ、すみません。俺は用を思い出したのでドロンさせてもらいます」
「「「あ、すみません」」」
「俺からのプレゼントが、もうすぐ出てくると思うので……」
そういうと、お店の人が銀製の蓋をかぶせた“何か”を運んできて、テーブルの上に置いた。
「な、なに!?煙玉、まきびしとか!?」
三人は、恐る恐る蓋を持ち上げると……
ある飾りが乗った、苺たっぷり!
生クリームのホールケーキが出てきた。
「「「えっ!?」」」」
(いやぁぁぁ///家康様が、な、な、生クリームの雪山に乗ってるーっ!!///)
違った意味でまた、泣き出す苺まるけ。
「どうぞ、、ケーキと作品話を堪能してください」
「では、これにてドロン」
そう言うと、忽然と姿を消す佐助。
「「「家康しゃん♡///」」」
サンタ服を着た家康の飾りが乗ったケーキ。もう、誰かが何か言う前に、ごく自然に素早く携帯を取り出す三人。
パシャパシャと写真に納め、
ケーキを頬張りながら……
「天邪鬼最高〜〜♡」
作品話に、華を咲かせていた。
11月某日からはじまり。
12月23日ちぃーたん作品、12月24日chocola☆彡作品、12月25日苺まるけ作品。
そして、今日26日……
「「「沢山の奇跡に感謝だね!」」」
大好きな『イケメン戦国』
その中でも特に【天邪鬼】に、
愛を注ぐ三人。
奇跡の夢のコラボ作品を繋いだ。
〜fin〜