第1章 【奇跡のはじまり……】
ビジネルホテルに戻り、
コートとマフラーを脱ぎ、
受け取った手紙を鞄から取り出す。
【指令。現代の家康公と婚約設定でのX'mas】
それを三回を、繰り返し読み……
まずは、頭を整理。
「現代で、婚約中?Xmas……?しかも、素敵な書き手さんとコラボ……?(ニマニマ)あーっ!そんな奇跡!!リアルにリアルにあるの!?い、いや。これは寧ろドリーム!だ、だめ。テンション上がって、また素の私が出てきそう!!」
ちぃーたん様、chocola☆彡様とのコラボだと考えるだけで、嬉しくてベットに転がりそうになる衝動を、グッと堪え……とりあえず、インスタントコーヒーを入れ、ふぅふぅ冷ましながら、気分を落ち着かせ、苺のポッキーと携帯を机に置く。
「よし!三点セット揃った!切り替え!………構成を組む前に、まずはプレゼント、場所、シュチュエーション、背景は学園として……どこで、重要な…最初から……いや、半ばで……」
ブツブツ独り言を言いながら、Xmasソングを携帯で流して、ポッキーを食べ、コーヒーを飲む。
頭の中に浮かぶドリーム。
時計の針が深夜ちょうどを指した頃。
筆を取り出し、物語を綴り始めた。
全く別の場所に暮らす三人。
しかし、想いは一つ……
「イケメン戦国愛」
そして「天邪鬼愛」が……
【Xmas】作品を繋ぐ……。