第12章 Chapter12
プロンプト視点
次の日
いよいよ、アリスの結婚式
一昨日アリスに気持ちは伝えた悔いはない。
船でノクト、イグニス、グラディオ、イリス、俺、ルーナと向かう今日は風は弱い。
俺は写真を撮りまくる。
演説会場まで来ると、警備兵が沢山いる。
空にはたくさんの飛空挺がいっぱい。
そしてマスコミもいる。
俺たちは警備兵のところに行き、証明書を見せる。
中に入れる。
前の方に行くとアラネアがいた。
アラネアの横に座る。
プロンプト「アラネアおはよう」
アラネア「おはよう、エロ宰相の結婚式に来たんだ」
エロ宰相? 何の話?
プロンプト「何の話?」
アラネア「アリスが愛されてるのは、分かるんだけどスキンシップが過剰なエロ宰相なんだよ」
プロンプト「へぇ〜」
面白い顔でニマニマ笑いながら言うアラネア。
アラネア「ねぇ? 花嫁略奪手伝う? 多分水神討伐よりも警戒が厳重で宰相の攻撃付きで一生、帝国兵から逃げる羽目になるよ」
プロンプト「そんなことしないよ、アリスの気持ちを一昨日聞いたものアリスはアーデンとの結婚を望んでるよ」
アラネア「なーんだつまんないの」
嬉しそうなアラネア。
きっと冗談半分で言ったんだ。
すると鐘が鳴って、二人が出てきた。
アリスはとっても綺麗で、眩しい。
アーデンはそこそこ。
写真は納めない。
これこそ心のシャッターを押す。
全員で撮った写真は俺は一生大切にするよ。
今この写真を現像して、アラネアに見せに行くよ。
恋を俺だって叶えてみせるよ。
待っててね俺の好きな人