第5章 戦国時代のX'mas ~二人っきりのX'mas~ ※R18
ドンっ!
「きゃっ!!…いえやっ!んんっ!!」
腰を掴まれて、すぐに引き寄せられて、反対の手で近くの壁に、腕を曲げて手を壁につく家康。
一度はされたい『壁ドン』を家康がしたのに驚いて、名前を呼ぼうとしたら、すぐに貪るような口づけをされる。
「ん!いえ、んんっ……はぁ……あっ…んぅ…」
また、名前を呼ぼうと口を少し開けた瞬間に、家康の生暖かい舌が入ってきて、すぐに私の舌が捕らえられる。
ちゅく、ちゅく、……ちゅくん……
「………ぁ…はぁ……んっ………ふあっ………んんっ…」
いきなりの口づけに驚いたけど、家康との口づけに、思考も身体も溶けはじめ、家康の首に腕をまわして、自分からも、少しずつ舌を絡ませはじめる。すると、腰にまわっていた手を、さらに家康の方へ引き寄せられて、身体がより密着する。
家康との口づけに夢中になってると、背中をゆっくりと壁につけられる。密着していた身体を家康は少し離すと、壁をついていた手が、胸をやんわりと掴んで、優しく揉みはじめる。
「っ!!…んんっ!!……あっ……はぁ……ふあ……」
揉みながら、たまに指を少し動かして、服の上から胸の頂きを掠めとる家康。それを繰り返されてると、だんだんと頂きがぷっくり立ち上がっていくのが、嫌でもわかる。
家康も立ち上がったのがわかると、服の上から頂きをさわさわと擦って、さっきと違う刺激を与えてくる。
「……ん!はぁ……ふあっ!!……あっ……あ、はぁ……んんっ!」
流石に甘い口づけと頂きへの愛撫で、呼吸が苦しくなり酸素を求め、家康の肩を叩くと、家康は唇を離していき……銀の糸がお互いの唇を繋いで、糸はプツリと自然に切れた。
家康は、頂きへの愛撫も止めて、舌でぺろりと唾液で濡れた自分の唇を舐めとると
「たっぷり陽菜のこと貰うから……。その代わり、俺のことも、陽菜にあげる…。」
艶まみれの表情で言われ、心臓がキュンと高鳴って、締め付けられた。