第1章 轟君について
エ「焦凍!何している!」
轟「ひっ…と、父さん…」
エ「早く帰るぞ!まだ訓練が残っている!」
訓練?
轟「やっ…やだ」
エ「嫌だと!?それではあいつを超えれないぞ!?おまえは最高傑作なのだ!」
最高傑作…?
轟「僕だって…遊びたい…っ」
エ「そんな時間はない!一分一秒でも惜しいのだ!」
『なに…いってるんですか?』
エ「むっなんだ貴様…」
『貴様…へぇ…人気ヒーローエンデヴァーさんの口調とはおもえないですね。』
エ「なんだと…さては貴様が焦凍に変なことを吹き込んだな!」
『吹き込んでなんかないですけど、寧ろしょーとくん凄く正論だ。』
エ「何ぃ…?」
『こんな教育意味なんかないよ。しょーとくんが嫌がってるもんこんなのいじめだよ。』
エ「いじめなどではない!これはれっきとした!」
『そんなこといってほんとは自分の思い描いた理想道理にしたいだけじゃ、ないんですか?』
私は冷たい目線で睨み付ける。
こんな小さな子供にここまで言われるとは思っていなかったのであろうタジタジである。
『有名ですもんね?人気ヒーローエンデヴァーはオールマイトに勝てない、だから個性婚で子供を作ってたんじゃないんですか?違うんですか?』
エ「ぐっ…」
『…言い返せないんですか?私も個性婚で生まれた、だけど…こんな育て方されなかったです。自分の子供ならなんでもっと愛してあげれないの!?』
エ「だから、俺は!」
『そんな私利私欲が混じってる言葉でしょーとくんの人生を弄ばないで!』
エ「っ…」
『そんなんじゃ…いつか後悔します。いこう?しょーとくん。』
轟「うっ…うん」
多分初めて見るであろう父の姿に唖然とするしょーとくん。まぁそうだわな…あ。そうだ
『そうだ!私のお名前いってなかったね!私は水風風水だよ!よろしく!』
轟「風水ちゃん…よろしく!」
またしてもぎゅー、と抱きつかれた、なんか猫になつかれた気分がする…
そんなことを考えながら先生のもとに向かう物凄い驚いた顔をされました。
これが私としょーとくんが出会ったお話