第2章 【まふまふ】君が笑ってくれるなら
《まふまふ視点》
僕はうらさかの二人とそらるさん、そして彼女であるちゃんと一緒に遊園地へ来ていた
数日前。
携帯が軽快な音楽と共に振動し、メッセージがきたことを知らせる
アプリを開くと、ちゃんからのメッセージが表示された
〈『まふくんが前から行きたがってた遊園地のチケット5枚貰ったんだ!(*´∀`*)
空いてる日、一緒に行かない?』〉
これは遊園地デート!?
まふまふ
〈「やったぁ!ありがとう!
じゃあ、××日って空いてるー?(?ω? `)」〉
ん?5枚ってどういうことだろ…
よくよく見てみるとそらまふうらさか というグループに送られてきていたと気付く
その瞬間
〈『私は空いてるよ!』〉
そらる
〈「その日なら空いてるよ」〉
うらた
〈「俺も空いてるー」〉
坂田
〈「俺も空いてるぜ!
この日で決定だな!」〉
二人きりでデートだと思ってたのに…