• テキストサイズ

12色のアイ

第26章 今日から夫婦になります


「あ、あ、あ゙、ごめ、なさっ、ひゔっ!おくっ、あぁ!」
脚を大きく広げられて、お尻も腰も浮いている。
私はそんなに身体が柔らかい方じゃないからしんどい。
けど、けど、すごく
「きもちいぃ……!」
千が出入りしているところが見えて視覚的にもクる。
長いストロークで入り口から奥まで刺激されたかと思うと、奥を執拗に攻めてくる。
気持ち良くて下がってきた子宮口をトントン、トントン。
まるで、開けてってノックされているみたいで。
「ぅ、ひ、イっちゃ、くぅ〜〜〜〜〜っ!!」
爪先から頭のてっぺんまで、電流みたいな快楽が流れる。
爪先を丸めて、シーツを掴んで、落ちないように必死に耐える。
その間も千は奥を抉ってくる。
変に身体に力が入って、やめても言えない。
腹筋に力を入れた時、ぐに、と嫌な感じがした。
「ひ、へ……?なに、なに、や、これ、だめ」
千だめ。終わりにしよ。それ以上だめ。
そんな言葉を必死に伝える。
けれど返ってきたのは、綺麗な微笑みだけで。
「やっと開けてくれた」
「だっ、だめだめだめっ、ぁぐぅ……!」
私の奥の奥。
入っちゃいけないところまで入ってきてる。
亀頭が食い込んでちゅぽちゅぽと粘着質なキスを繰り返す。
「大丈夫。今日はこれ以上入らないから。ほら、泣かないで」
知らず知らずのうちに泣いていたらしい。
涙を指で拭ってくれる。
ちゅぽ……と亀頭が子宮口から抜けてほっと一息つく。
「これから、ここで気持ち良くなる練習しようね」
ヒュッと喉がなった。
また亀頭が帰ってくる。
「きょ、入らな、って、いったのにぃ……!」
「うん。これ以上は入らない。開発はするけど」
「うそぉ……!!」
「嘘じゃない」
こんなの死刑宣告と一緒だ。
もう十分気持ち良いのに、これが続いたら本当に戻れなくなってしまう。
なのに千はお構い無しに腰を動かす。
やめて欲しいけど抵抗できなくて、なす術もなく快楽に飲み込まれる。
「あ゙ーー……すごい、気持ち良い……あ、出る、中に直接、出すよ……」
「なか、だめっ、だめなのにっ、あ、ああぁ!!」
受け止める場所が違うせいか、いつもより熱く感じる。
やっと終わった。
もう快楽から解放されたと思った、のに。
「次はお風呂場でシようね。……忘れてた?」
体力も気力も限界。なのに、嫌だと言えなかった。
惚れた弱みの恐ろしさを感じつつ、お風呂に運ばれて行った。
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp