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12色のアイ

第19章 さようならを無かったことに


「い、イった!もう、イったからぁ…!」
「んー……もう少しさせろよ」
「ひ、ぁ、ああぁっ!!」
ビクビクと身体が震える。
今イったので何回目?何時間たった?
もう何もわからない。
それくらい私は楽さんに愛されている。
初めての時以来の快楽、いや、それ以上の酷い快楽が私を襲う。
「あ、ぁ、んああぁ!!」
ああ、またイかされた。
耳も口も首も胸も背中も秘部も、全部楽さんに愛された。
身体の至る所が色んな体液で濡れて、至る所に赤い花が咲く。
特によく弄られた胸は先端がぷっくりと腫れてしまった。
こんなんじゃ明日、服が着られない。
そう思った時、クリトリスを軽く噛まれた。
「ひああぁぁ!!」
プシュッと潮を吹いて楽さんの顔を汚してしまう。
「考え事はするな。俺に集中しろ」
「してる!!してるから!!も、やめ、ああ!!」
またクリトリスを甘噛みする。
酷い。
秘部を弄り始めてからというもの、クリトリスを舐めたり噛んだりはよくしてくれるのに、中を気持ちよくしてくれない。
指を入れても入り口を広げるように動かすだけで、中の気持ちいいところには全く触れてくれない。
酷い。酷い人だ。
楽さんの考えていることが手に取るように分かる。
「あ、が、がくさ、ひうっ」
「どうした?」
こんなの、求めてしまうに決まっているじゃないか。
秘部に埋まっている楽さんの顔を力の入らない手で少し押して、反対の手の人差し指と中指で秘部を広げる。
トロトロの蜜がお尻の方に流れた。
「ほ、ほしい…楽さんの、欲しい…!」
楽さんがゴクリと唾を飲む。
「も、おなか、せつないの…おねがい…!!」
「…もう、俺の前から逃げないか?」
「うん、うん…!にげない、にげないから、はやくほし、〜〜〜〜〜っっ!!!!」
声は、出なかった。
楽さんの太くて熱くて大きいのが私の身体を貫いた。
はふはふと息をするので精一杯。
苦しいけど、前よりもずっと気持ちいい…。
幸せで死んでしまいそう……。
叶うのなら、このままずっと……。
「は、はっ……入り口しか解かしてないから、きついな…」
「は、ぁ、きもひい、あ、うごいちゃ、だめぇ…」
「なんでだよ…。気持ち良いならいいだろ」
「よすぎて、ひんっ、しんじゃう…あ、は、うれし、がくさ、すき、だいすきぃ…」
「っ……、そうだ、それでいい。俺の事が好きなら、もう離れるな」
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