第4章 高杉×桂 (BL)
宿に着き、部屋に入った瞬間、桂は布団に押し倒された。
「なっ…高杉⁈展開の仕方が早すぎるぞ!」
「展開なんて関係ねぇ。俺はテメェとヤる為に来てるんだからよォ。」
「それにしてもだな…」
「俺ァ焦らすのは好きだが焦らされるのは好きじゃねぇんだ。今日だって、ついさっきまでむさ苦しい天人共と宇宙にいて、テメェの為だけに地球に来た。テメェに会う為だけに、な。」
「高杉…」
「この瞬間を何ヶ月待ったと思ってやがる。ヤるぞ。脱げ。」
「…わかった。」
桂は一枚、また一枚と着物を脱いでゆく。
「ククッ…相変わらず良い体付きしてやがらァ。」
「ッ…うるさい…」
チュッ…唇にキスを落とす。
「綺麗だ。」
カァァッ…
桂の顔から本日2度目の火が吹いた。
チュッ…チュッ…チュッ…
身体にいくつものキスマークを付けていく。
「ッ…….ンンッ!」
「ククッ…おいおい、俺ァ軽く耳を舐めただけだぜ?エラく感じちまってるみてぇだが。耳だけで感じるんだったら…こっちももう…?やっぱり。乳首、もう固くなってんじゃねぇか。」