第11章 いざ!出陣! 【11】
『薬研君!』
私は薬研君の背中に頭突きをするとそのまま頭を背中にグリグリした
薬研「いったぁ~大将なんだ?」
私は薬研君の隣のに座ると
『ヤバいよ!もう!助けて!?どうしたらいい!?…ぷっ!くくっ!』
薬研「随分、和泉守で遊んでたな?」
『うん、くくくっ!ここで大笑いしたらバレるでしょ?だから我慢してるんだけど、もう限界がっ!』
博多「頑張れ!」
乱「主さん頑張って!」
秋田「僕も見てて面白くて笑いたかったですけど一緒に我慢しますからっ!頑張って下さい!」
薬研「あぁ、あれはケッサクだったな!」
『ぶはっ!あははははっ!』
平野・前田「ぷっ!あははっ!」
五虎退「皆さん!笑ったらダメですよー!…でも、僕も…あははははっ!」
薬研「やれやれ…あはは!」
皆で一通り大笑いした後に涙を拭って兼さんをチラッと見てみるが、バレてない様で安心した
薬研「なぁ、大将?この後、歓迎会だろ?酒なんか飲んで大丈夫か?」
『よくぞ聞いてくれた薬研君!ここだけの話だよ?』
私は近くにいる小さい子達と頭を付き合わせるとコソコソと話し出す
『大人組には、たんまりと酒飲ませて潰す!何故なら露天風呂でノンビリしたいからね!酒飲んだら今日の風呂なし!良いよね?』
薬研「なるほどな、了解!」
『それでね?皆にお願いがあるんだけど、歓迎会始まったら上手く大人組潰し手伝って貰いたいの。』
平野「お酌しに行けば良いんですね?」
前田「任せて下さい!」
『うん!ありがとう!私一人じゃ難しいからね?それとね、この話、蛍丸君と愛染君と今剣君と小夜君にも伝えて貰いたいんだけど』
乱「蛍と愛染にはボクが言ってくるよ!」
薬研「今剣と小夜には俺っちが言ってくる」
『二人ともありがとう!この作戦最悪失敗しても半分は潰せるよね?名付けて半殺し大作戦!』
五虎退「あっ、主さま、それだと目的が変わって来ます!」
『いいのいいの!なんかワクワクしてきたね!?乱ちゃん、薬研君よろしくね?』
乱・薬研「了解!」
厚「策士だな」
『うん!厚君もよろしくね!』
厚「おう!まかせとけ!」
燭台切「皆ー出来たよー運ぶの手伝ってー!」
子供・私「『あっ!はーい!』」
大人「俺達はテーブル出すか!」