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いざ!出陣! ~刀剣乱舞~

第1章 いざ!出陣! 【1】




『…っ!あっ!…あのっ!私にはそんな能力ありません!もっと他に適任がいるはずです!』



男1「いえ、貴女が適任なのです。(身寄りのない独り身の貴女が。)住む所は此方で用意します。その家と刀の管理を貴女に任せたいのです。」



『刀の管理って!私には刀の知識もなければ扱い方も知りません!そもそも法に触れるのでは…!?適任の理由が分かりません!』



男1「知識も扱い方もわからなくても大丈夫です。(なぜなら彼等は刀剣男士、人の姿を得た刀ですからね。自分の事は自分で出来るのですよ。)
時々で良いので様子を見て、部屋の掃除をしたり、刀に話し掛けてみて下さい。」



『………様子を見て、部屋の掃除は、分かりますけど………話し掛けるって…』



男1「何でも物には魂が宿ると言いますでしょう?(もうすでに宿っていますけどね)法も心配いりません。政府の管理下にある刀ですので。それと、貴女に住んで頂く家は本丸と言います。」



『本丸?えっ!?あ、いや、あの…住んで頂くとか、もう決定なんですか?』



男1「はい。前に住んでいた主さんが引退されて、少し荒れていますが。(まぁブラック本丸ですから荒れていて当然ですが)本丸は今、貴女が住んでいるこの家より少し大きいですが、広い庭や畑などもあるので好きに使って頂いて構いません。」



『(畑!?家庭菜園とかやってみたい!)』



男1「………何やら楽しそうな想像をしているようですね?」



『はっ!すみません!』



男1「いえ、いいですよ。貴女の気持ちが本丸に向いてくれたようなので、早速、本丸へ行きましょう!」



『ちょっと待って下さい!この家はどーなるんですか!?この家は!?この家は…!』



男1「心配しなくても大丈夫です。貴女が留守のあいだ我々政府が確りとこの家を管理致します。」



『………それじゃあ、この家の事、よろしくお願いします。』



男1「はい。お任せ下さい。では、行きましょう。」




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