第10章 いざ!出陣! 【10】
『(ふぅ~大倶利伽羅さん…いつか普通にお話出来るようになるでしょうか…はぁ~)』
「おーい!主ー!そんな暗い顔してねーでこっちで話そうぜ!」
『あっ!はいっ!』
私は呼んでくれた男の子?の所へ行くと隣にすわる
「元気ねぇな?大丈夫か?俺は獅子王だ!よろしくな!」
『獅子王君よろしくお願いします!さっき大倶利伽羅さんに、馴れ合うつもりはない。って言われまして…どう接したらいいかわからなくて逃げて来ちゃいました。ははは…』
「あぁ、大倶利伽羅のあれは口癖だ!気にすんな!後、俺は御手杵だよろしく」
「主、自分は蜻蛉切。よろしくお願いします。大倶利伽羅は良い奴です、すぐ仲良くなれますよ。」
「主、俺は鶯丸だ、落ち着いたら今度、一緒に縁側で、茶会でもしよう」
「茶会かいいね、その時は、僕も仲間に入れて欲しいな?僕は歌仙兼定。名前の由来は三十六歌仙から。風流だろう?主は風流がわかるかい?」
『風流ですか?…こたつにミカンとか?』
歌仙「はぁ~」
『(あぁ、ため息つかれてしまいました…)』
「あははっ!それは風物詩じゃないかな?まぁ俺もその辺、良くわからないが、俺は大般若長光。子守唄がわりに般若経を唱えてやろう」
「それじゃかえって寝れなくなるんじゃないか?俺は源氏の重宝、膝丸だ!」
『お宝!?』
膝丸「主…お宝でもいいが俺は膝丸。刀だ。」
『おぉ、そうでした、刀でしたね、膝丸さんごめんなさい』
膝丸「はぁ~」
『(またため息つかれちゃいました…)』
「巴形薙刀だ」
『ん?え?はい!?』
巴形「巴形薙刀だ」
『巴形薙刀さん?突然だったのでビックリしました』
巴形「あぁ、巴でいい。」
『巴さんですね!わかりました!よろしくお願いします!』
「主、俺もいいか?俺は同田貫正国よろしく」
『ぉお!タヌキさん!?』
同田貫「タヌキはやめてくれ!」
『ゎあ!ごめんなさい!同田貫…さん』
『…………………………』
同田貫「どうした?」
『お復習します!獅子王君!御手杵さん!蜻蛉切さん!鶯丸さん!歌仙さん!大般若さん!膝丸さん!巴さん!たぬ
同田貫「おいっ!」
あっ!同田貫さん!よしっ!言えた!』
同田貫「よしっ!言えた!じゃねーだろ!?」