第10章 いざ!出陣! 【10】
私は天狗の男の子の所へ行くと隣に座った
「あるじさま!ぼくは、今剣って言います!そしてこっちが岩融!ぼく達、仲良しなんですよ!」
『ゎあ!羨ましいです!私も仲良くして頂けませんか?』
今剣・岩融「もちろんです!ぼくは、守り刀ですから、あるじさまを、お守りしますよ~!
ガハハッ!今度、今剣と一緒に遊んでくれようぞ!」
『はいっ!ありがとうございます!』
「あるじ?僕も仲良くしてくれるかい?僕は、にっかり青江、にっかりと笑った女性の霊を斬った事からこの名がついたんだよ。」
『…………………………………』
皆「(主、大丈夫か!?あれは怖がるぞ!)」
『ゎあ~!にっかりさん凄いです!私、霊とか苦手なので何か出たらにっかりさんお願いしますね!』
皆「(えーーーーーっ!そうきたか…主の怖がるつぼがわからねぇ…)」
にっかり「主は僕が怖くないのかい?」
『えっ?どうしてですか?怖くないですよ?にっかりさんがいれば悪霊退散ですっ!無敵ですっ!』
にっかり「主がいいならそれで良いんだけどね…(主の方が無敵な気がするよ…)」
「あはは。主、はじめまして、僕は石切丸。僕は神事が得意でね、厄払いなら任せておくれ?」
『石切丸さん厄払いが出来るんですか!?ゎあ~!物凄く効きめありそう!何か縁起が良いです!そうだ!なにかお供え物いりますか?御神酒?榊?お団子?う~ん…』
石切丸「そんな物はいらないよ、お供え物なら主がいいかな?」
『えっ!?わっ、私!?…へ、へぇ~ふう~ん、あぁそうですか…ないですね』
大人組「(主それで平気なふりしてるつもりなのか…焦ってんのバレバレ…目、泳いでる…主がお供え物なら俺のだな…石切丸!それ以上言ったら斬る!)」
子供組「主様がお供え物ならずっと一緒に居れますね!それ賛成!」
子供組天使👼