第24章 いざ!出陣!【24】
薬研「大将、対戦した相手には日本号の旦那は居なかったんだが」
『あれ?そうだっけ?私が見た時はもう試合終わって相手チームと握手してたけど…そこまで見てなかった…ってそれ所じゃないよ!一期さんの所行ってくる!早く手入れしてあげないと!』
鶴丸「おいおい、演練なら試合が終ればケガも治るだろう?」
『そうかも知れないけど!この話聞いたらやっぱり心配になる!一期さんの所行って確認してくる!ついでに手入れも!』
そうして私は茶室を飛び出した
薬研「はははっ!大将、今度はいち兄にくっついて離れないんだろうな」
燭台切「薬研君どうして一期さんだって正直に言っちゃったの?僕だよって言ってくれれば主、僕にくっついて離れないでいたかもしれないのに」
薬研「それなら燭台切の旦那とは言わずに俺っちだと言うけどな?とりあえず大将の暴走が心配だ、様子見てくる」
薬研君は立上り茶室を出ようとすると鶴丸も、俺も行く!と言い二人は茶室を出て行った
一方、私は
『一期さん一期さん一期さん!』
と、大声で叫びながら広間へ向かって走っていた
『いーちーごーさぁーーん!』
一期さんは広間に居たようで、他にも広間にいた人達にも私の叫び声が聞こえたようだ
一期「主?どうしたのでしょうか?」
鶯丸「ずいぶん慌ててるみたいだが?」
巴「一期、お前の弟たちに何かあったのではないか?」
一期「それは心配ですな、ちょっと見てきます」
そうして一期さんは立上り広間の出口へ向かい歩き出した所で私が広間へ駆け込んだ
私も広間へ駆け込んだ瞬間に一期さんが立っていたので直ぐに見つけられ、一期さん!と呼びその勢いのまま一期さんに向かって走り少し手前で、とうっ!と叫び一期さんの首へ飛び付いた
一期「主!?」
一期さんは私を受け止めきれずその勢いのままドサッと尻もちをつき私を抱いていたからか咄嗟に手が出ずゴロンと私を抱いたまま後ろに倒れた
『一期さん一期さん一期さん!』
一期さんの首を絞めるほどにぎゅっと抱き付いた
また、程なくして薬研君と鶴丸が広間へ駆け付けた
薬研「いち兄いるか?…はははっ!大将やるな!」
鶴丸は私が一期さんを押し倒しているように見える姿を見て、ヒュ~♪と茶化すような口笛をふいた