第23章 いざ!出陣!【23】
巴形「主、苦手な戦場に行かされても良い成績は持って来れないぞ?」
『だって!』
巴形「行っても良いが皆、ケガして帰ってくるだろうな」
『それはヤダ!今の無ーし!』
巴形「はははっ!ありがとう」
すると巴さんは私の頭をポンポンと撫でてくれた
鶯丸「やるな巴形」
『やるな巴さん、格好いいぞ!誉をあげよう!』
巴形「誉より主との一夜をくれないか?」
『やめろ!何でそうなる!?そうゆうの今、ここで流行ってるのかな?………もぉー!』
私はゴロンと寝転がるとすぐ後ろにいた長谷部さんの膝に頭が上がってしまった
いわゆる膝枕である
『あっ!長谷部さんごめん!偶然とはいえナイス膝枕!イェイ👍✨』
長谷部「あっ、ありがとうございます…」
獅子王「主、普通そこは、ごめんね!って飛び起きる所だろ!?」
『良いんですぅ~膝枕でゴロゴロしてたいもん!』
獅子王「じゃあ俺、主のお腹枕にしよーっと!」
獅子王君はそう宣言すると、私のお腹に顔を乗せてグリグリしてきた
『きゃー!あははははっ!獅子王君!くすぐったいからやめてー!』
思わず獅子王君の頭をペチペチ叩くとグリグリが止まった
獅子王「痛いなぁ~もう!」
『ごめん!だってくすぐったかったんだもん。ふぅ~苦しかった♪そうだ✨獅子王君って今、何歳?』
獅子王「あ?俺?25だけど?」
『そうなの!?長谷部さんは?』
長谷部「俺は24です」
私は飛び起きると
『へぇー✨皆は!?』
御手杵「俺、29」
巴形「28」
鶯丸「俺は29」
小竜「俺は27」
長義「21」
『そうだったんだぁ~✨へぇ~♪』
皆「……………」
『ん?なに?どうしたの?』
鶯丸「気付かないのか?」
『え?何が?』
小竜「今、言った皆の年齢はウソって事」
『え!?』
長谷部「俺達は刀ですよ?いつの時代から居ると思ってるんですか?」
『ぁあ!………ごめんなさい…今、思いっきり素で感動してたよ…全力で素で聞いてたよ………恥ずかしい///ごめんなさぃぃ///』
獅子王「ぷっ!あははははっ!」
皆「あははははっ!」
私は恥ずかしさの余りシュルシュルと小さくなった