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いざ!出陣! ~刀剣乱舞~

第23章 いざ!出陣!【23】




『うるせぇんだよ!長義!さっきから黙って聞いてりゃ言いたい放題言いやがって!テメーは何様だ!?広君と南泉君に喧嘩売ってんのか!?ぁあん!?私が相手になってやるわ!』


小竜・広君・南泉「主!?」


私は長義君の胸ぐらに掴みかかっていった


広君「あんた!何をやってるんだ!?」


もう少しで長義君の服を掴めそうな所で広君に取り押さえられてしまった


『広君離して!あいつ一発ぶん殴ってやる!』


広君「そんな事するな」


何で!?と振り返り聞くと、広君は更に私を強く抱きしめてきた


広君「何で?それは俺があんたに聞きたいな?そんなに怒る事でもないだろう?」


『怒る事だよ!だってあいつ!あいつは!………ぅっ』


今度は涙がポロポロと溢れてきた


南泉「泣くなって!俺達は平気だから」


南泉君は私の頭を撫でてくれた


『さっき二人が言われてた事が私に向けられてた言葉だったらどう思う?』


小竜・広君・南泉「殺す!」


私・広君・南泉「えっ?」


私と広君と南泉君は思わず小竜君を見てしまった


小竜「えっ?そりゃ主をキズ付けられたら誰だって怒るだろ?」


広君「確かにな」


南泉「主が怒った理由もわかったよ」


南泉君は私の顔を両手で挟み親指の腹で涙を拭いてくれた


『南泉君ありがと!具合はもう大丈夫?』


南泉「あぁ主のおかげで凄くスッキリしたからな」


『良かった!広君は?』


広君「俺は最初から何ともないが…あんたは本気でブチ切れると和泉守みたいな喋り方になるんだな」


『イヤーー!あれは聞かなかった事にして!?ね?ね?』


南泉「あははっ!無理無理!あれは忘れない」


『南泉君の意地悪!』


広君「あんたは本気でブチ切れても全然恐くないな」


『なんだと!?』


広君・南泉「あははっ!」


長義「………俺、放置?」


小竜「そうだね、俺もここに来た時こんな感じだったけど」


長義「小竜も主を怒らせのか?」


小竜「まさか!君と一緒にしないでくれ、俺を放置で話しているのを見ていた。まぁ主は人見知りらしいから?俺に慣れるまで少し時間かかったけど、そんな主が君に掴みかかっていくなんて驚いたね」


長義「そうか…」


そうして長義君は広君と南泉君と言い合いをしている私を見つめた


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