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いざ!出陣! ~刀剣乱舞~

第22章 いざ!出陣!【22】




部屋につくと鶴丸は襖をカタンとはめてくれた


『鶴丸ありがとね?これで夜も怖くないよ』


鶴丸「そんなに夜が怖いなら俺が添い寝してやるが?」


『大丈夫だよ!』


鶴丸「おっと?俺との約束を忘れたのか?」


『鶴丸との約束?………あっ!』


鶴丸「思い出したか!」


『ねぇ~その約束ずるくない?弱みにつけこんで…』


鶴丸「約束は約束だろう?」


『なにを企んでるのさ?』


鶴丸「そうだなぁ、あ~んな事やこ~んな事をしたいよなぁ?」


『はぁ~今日の夜は鶴丸と、とことん語り合いますか!』


鶴丸「おっ?今夜は寝せないぜ?」


『出来るかな?私の睡魔は強敵なんだよ!』


鶴丸「強敵って自分で言うか!?とことん語り合うんじゃなかったのか!?」


『頑張るけどね?そろそろ広間戻らないと長谷部さん待たせてるから』


鶴丸「長谷部に何をさせるんだ?」


『広間に戻ったら、こんすけが持ってきてくれた冊子また読み直そうと思ってて、分かんない事も出てくるだろうからそれを聞こうと思ってたの」


鶴丸「俺に聞いても良いんだぞ?」


『うん!ありがと!何かあったら聞くね?』


そうして私達は広間へと向かった
広間へたどり着くと


『ただいまー!長谷部さんいる?』


長谷部「はい、俺はここに」


いつものごとく一瞬で目の前に現れる長谷部さんに驚く


『おぅ…さすが長谷部さん…』


長谷部「それで俺に別のお願いとは何ですか?」


『これから、猛勉強するから分からない所あったら教えて下さい!』


長谷部「猛勉強?内容にもよりますが何の猛勉強ですか?」


私はこれこれ!と広間に置きっぱなしにしていた出陣や遠征の冊子を指さした
近くのテーブルの前に座りドサッと冊子をおろすと並べてみる
私の隣に長谷部さんが腰をおろすと天使達がワラワラと集まりその後ろから大人組が覗き込む


『(審神者になったあなたへ………?)なんだろうこれ』


気になり手に取り開いてみる


《あなたにはこれから審神者になり刀剣達と歴史を守って頂く事になります………》


審神者とは何かというのが簡単に載っていた
更に読み進めると


『初期刀を決めましょう?』


──波乱の幕開けである


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