第18章 いざ!出陣! 【18】
そうして夕飯時、皆が広間に集まると、頂きまーす!と食べ始める
勿論私はにっかりさんの隣を陣取り万屋での出来事を話していた
『ねぇ、にっかりさん。今日、万屋の前で髭切さん見つけた時、他の人には見えてなかったみたいなの…一緒に行った堀川君達も見えてなかったみたいだし…コワかったよ』
にっかり「へぇーそんな事があったのかい?」
『うん。何で私だけ?」
にっかり「う~ん僕にもわからないね。ごめんね」
『そっか、まぁいいや!私の霊感が強くなった事にしよう!』
にっかり「それも違うけどね?」
『ちょっと、にっかりさん!?それ否定したら話が振り出しに戻るじゃん!?』
にっかり「はははっ」
こうして、髭切さんを最期にはぐれ刀が来るのがピタリと止まった
また、忘れた頃に誰かが来るんだろうなぁ~と思いながら…
夕飯を食べ終えると天使と来たばかりの人達をお風呂に行こうと誘ってみると、案の定、鶴丸が騒ぎ出した
鶴丸『主!俺も!」
『やっぱりそうなるよね…仕方ない皆お風呂いこー!』
鶴丸「主!やっぱり俺は主と二人で入りたい!」
『はいはい。今度ね?ほらお風呂行くよ?』
私は天使達とお風呂へ向かった
鶯丸「女の今度とお化けは存在しない」
鶴丸「それ、どうゆう意味だ?」
鶯丸「主が言ってた今度ねっていつになると思う?」
鶴丸「う~ん」
鶯丸「体の良い断り文句だ。だから一生無いだろうな」
鶴丸「なんだとっ!?主ーー!」
鶴丸は走って広間を出て行った
獅子王「主と入れる内は一緒に入った方が良いかもな!気が変わって、もう皆と入らない!なんで事にならない内に俺も風呂行ってこよーっと」
そんな獅子王君の声に皆、立ち上りお風呂へ向かった
一期「主殿は皆でお風呂に入るのを嫌がらないのですね?」
加州「うん。大勢の方が楽しいって言ってた」
大和守「まぁ、少人数の方が危ない感じがするってのも言ってたね?」
加州「皆で楽しいのは良いけど、もっと主に構って貰いたいよね~」
大和守「お風呂入ったら主の所行こう!主、僕達の事、大好きじゃん!?」
御手杵「俺の事も大好きじゃん!?」
加州・大和守「それはないね!」
御手杵「おい!お前ら!」
加州・大和守「あははははっ!」